セカンドライフに必要なお金はいくらくらい?ゆとりある生活を送るために必要な金額とは?

セカンドライフに向けての悩み

老後2,000万円問題が話題となり、セカンドライフについて悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
内閣府の世論調査からも、日頃の生活の中で「老後の生活設計について不安に感じている」とした回答が56.7%となっており、過半数を超えています。

【日頃の生活の中で、「不安に感じている」と答えた者(複数回答)】

出典:内閣府による世論調査

平均余命はどれくらい?

セカンドライフについて悩む方が多い理由として、寿命が長くなったことがあげられます。
寿命が長くなったことを示す指標としては「平均寿命」がよく報道されますが、セカンドライフを設計するにあたってより重要となるのは「平均余命」です。平均余命とはある年齢の方があと何年生きられるかを示す指標です。
下の表は厚生労働省が調査した平均余命です。
例えば、70歳の場合男性の平均余命は15.96年ですので、70歳まで生きた方は平均85.96歳まで生きるということがわかります。70歳女性の平均余命は20.21歳と男性よりも長くなります。男性・女性とも平成30年よりも令和元年の平均余命は長くなっていることがわかります。

【主な年齢の平均余命(令和元年・厚生労働省による調査)】

 出典:厚生労働省HP

今後も医療の進歩などによって平均余命が長くなることが予想されます。 セカンドライフの設計は今後ますます重要となってくるでしょう。次に実際にセカンドライフを過ごすためにどれくらいの資金が必要になるのかみていきましょう。

ゆとりあるセカンドライフのために必要なお金はどのくらい?

セカンドライフにはどれくらいの資金が必要となるのでしょうか。

【夫婦二人のゆとりある老後生活費】

 出典:生命保険文化センターによる令和元年度生活保障に関する調査 夫婦二人のゆとりある生活資金に必要な資金は36.1万円という調査結果になっています。 20年間夫婦でゆとりある生活を行った場合、8,664万円もの資金が必要になるということです。 一方、下表の通り、老後の収入の柱となる公的年金の平均受給額は厚生年金がある夫婦の場合でも約22.2万円ですので、毎月13.9万円の赤字がでるということになります。

【平成31年度の新規裁定者(67歳以下の方)の年金額の例】

  平成30年度
(月額)
平成31年度
(月額)

国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分)

64,941円 65,008円
(+67円)
厚生年金
(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)
221,277円 221,504円
(+227円)


出典:厚生労働省HP

上記のケースでは、公的年金だけでゆとりあるセカンドライフを過ごすことは難しく、自助努力が必要であることがわかります。 職業や家族構成によって年金額は異なりますが、ゆとりあるセカンドライフを過ごすためには現役時代に継続的に資産を蓄えることや資産運用などによって資金を増やす工夫が必要であると言えるでしょう。

前へ

老後資金の貯め方!長期運用の重要性と複利効果を解説!

人生100年時代の今、老後も死亡保険は準備しておくべき?

次へ