コロナ禍の今改めて考えたい、マレーシアへの移住のメリットとは

老後の生活資金2,000万円問題が叫ばれる中、コロナ禍で老後はおろか近い将来の先行きさえ不安を覚える現代社会。本記事では豊かな人生設計を送るための選択肢の一つとして「海外移住」というキーワードにスポットを当て、具体的にマレーシアへの移住事情をお話ししていきたいと思います。

コロナ禍で「移住」が注目を浴びる理由

2020年12月1日集計における日本の完全失業者数は約215万人となり、前年同月に比べ51万人の増加となっています。これで9か月連続の増加となり、日本社会全体における先行きの不透明感は否めません。 それと並行して、このコロナ禍で「リモートワーク」という言葉が注目を浴びるようになりました。場所に捉われずにご自身の生活スタイルに合った働き方の可能性が模索されています。

日本人が暮らしやすい海外の国No.1がマレーシア 

一方で思い切って日本を脱出して気候も温暖で、物価の安い海外に移住しようとする動きが再度注目を浴びています。その一つと候補地として挙げられるのが、今回ご紹介する「マレーシア」という国です。
2019年までの過去14年間に渡って「ロングステイ希望国・地域調査」の1位を独占している国がマレーシア。この国には、私たち日本人にとって移住しやすい環境が多く備えられているのです。

ロングステイ財団調べ『ロングステイ希望国・地域2019』」より

マレーシア移住のメリットとは

①ビザに関して
マレーシアが長年1位を独占できている大きな要因が、海外での移住に不可欠なビザの存在が挙げられます。 このマレーシアの長期滞在ビザはMM2H(正式にはMalaysia My Second Home)と呼ばれますが、以下にマレーシアと、それ以外のロングステイ人気国のビザの条件を比較してみます。

  申請条件
年齢 財産証明 有効期限 更新 現地での就労
マレーシア 50歳未満 最低1,400万円 10年 不可
50歳以上 最低980万円
タイ 50歳以上 最低260万円 1年 不可
オーストラリア 55歳以上 最低5,850万円 4年 2年 一部可

マレーシアのMM2Hビザの一番のメリットは、「年齢制限がない」ことでしょう。そして有効期限も10年でかつ、更新も可能なため、一度取得してしまえば半永久的にマレーシアに住む権利が得られるというのがポイントです。

②金利の高さ
日本における定期預金の金利引き下げはここ数年、さらに顕著になってきています。一方でマレーシアの場合は、かつての日本の金利を彷彿とするような高金利が期待できます。
コロナの影響はマレーシアにも大きな傷を残しておりますが、それでも、2020年11月における政策金利は1.75%。日本の銀行では大手ネット銀行でも0.01%前後というところが多いです。

参考までに、上記の2つの条件において500万円を銀行に預けた際の、期間別の残高を以下に示しましょう。(複利/周期1年計算)

  マレーシア(金利1.75%) 日本(金利0.01%)
1年後 5,087,500円 5,000,500円
5年後 5,453,083円 5,002,501円
10年後 5,947,222円 5,005,002円
20年後 7,073,891円 5,010,010円

マレーシアは日本と違い金利所得分は非課税のため税金がかかりません。MM2H取得者でも「マレーシアに住まなければならない義務」はないため、日本に住みながら現地の高金利を享受しているMM2Hホルダーも少なくありません。

日本からのアクセスの良さ
マレーシアの首都クアラルンプールは日本各地との直行便を就航しています。直行便で約6時間程度のため、思い立ったらすぐにでも日本へ一時帰国できるのも魅力ですよね。

マレーシア移住の注意点
MM2Hを取得してマレーシアへ移住した場合、現地で就労をすることが出来ません。年金等定期的に収入がある方は別として、そうでない方は別のビザ(就労ビザ等)を取得する形となります。
また、海外特有の気候や食文化などに適応できるかも注意が必要です。ノービザでも3ヶ月ほど滞在できるため、本格的な移住の前の「プチ移住」も考慮に入れておいて損はないでしょう。

まとめ~「永住」ではない「移住」のススメ
「永住」と言えば耳障りは良いですが、少し気構えて考えてしまいますよね。コロナ禍で世界情勢は流動的ですが、この危機を脱してまたボーダレスな世界に戻った暁には、MM2Hを取得した将来設計も考えてみてはいかがでしょうか。

 

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